こんにちは。
インテリアコーディネーターのむめすけです。
今回は、よくお客様から聞かれるガラスの食器は食洗器をかけてもいいのか?という質問について詳しくお答えします。
結論としては、ガラスの食器が食洗器にかけられるかはガラスの種類によって異なります。
一般的に普及してるガラスの紹介に食洗器対応の可否についてを交えて解説するので参考にしてみてください。
また、どのガラスにも共通するガラス食器の取り扱い注意事項についても合わせて解説していきますね。
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一般的に普及している4種類のガラス
グラスやお皿などの食器類に一般的に普及しているガラスの種類は4種類です。
それぞれの特徴や違いを見ていきましょう。
ソーダガラス
ソーダガラスは、もっとも古くから使われているガラスで、生産量も多いです。
見た目は透明度が高いのが特徴です。
機能としては、軽くて硬く金額もお手頃なものが多いですね。
熱には強くないので電子レンジやオーブンは対応していませんが、食洗器程度の温水であれば大丈夫です。
耐熱ガラス
耐熱ガラスは、熱が加わることでガラスが膨張するのを抑えたガラスです。
通常のガラスよりも高温で膨張しないため、急激な温度変化に耐えることができます。
耐熱ガラスに記載されている”耐熱温度差”といのは、そのガラスが耐えられる温度を指しているのではありません。
あくまでも”温度差”を表しています。
例えば、”耐熱温度差120℃”と表記されている場合は、120℃まで耐えられるわけではなく、120℃の急激な温度差まで耐えられます。
5℃の冷蔵庫に入れていた食器を125℃の熱湯に浸しても耐えられるという意味となります。
耐熱ガラスは、電子レンジや食洗器は大丈夫です。
オーブンは商品に寄りますが、非対応なものがあるので表示を確認するようにしましょう。
強化ガラス
強化ガラスは、ソーダガラスや耐熱ガラスに比べて衝撃に強いです。
その差は3~5倍ほどと言われています。
強化ガラスは熱に強くないものもあるので、急激な温度変化を加えることによって破損する場合があります。
強化ガラスは割れにくい分、割れた時に派手な割れ方をするイメージですね。
強化ガラスもレンジや食洗器が大丈夫なものが多いですが、破損が危険なため、表示をしっかり確認したほうがいいです。
オーブンはNGなので気を付けましょう。
クリスタルガラス
クリスタルガラスは無色で透明度が高く、とっても見た目が美しいガラスです。
金額も高価なものが多いですね。
腕時計などに使われたりします。
ガラス自体は柔らかいので、傷がつきやすいです。
ほとんど見た目重視のガラスなため、電子レンジ・オーブン・食洗器はNGです。
手洗いでスポンジも柔らかい面で洗うようにしましょう。
ガラスの取り扱いで気を付けること
これはすべてのガラス製品に言えますが、ガラスはいずれも傷がつきやすく、傷がつくとわりと目立ってしまいます。
そのため、固いたわしなどで擦るのは控えましょう。
もともと急激な温度変化に弱い物質なため、熱さ冷たさが両極端になる場所に置くのは控えましょう。
耐熱ガラス以外のガラスに熱湯を注いだり、飲み物を入れて凍らせたりするのはとても危険です。
耐熱ガラスが存在するので、ガラス=熱湯OKというイメージになりがちです。
繰り返しになりますが、もともとガラスは温度変化に強くない物質です。
最後に
ガラスについて解説しました。
ガラスの取り扱いについては、以下の通りですね。
レンジ | オーブン | 食洗器 | |
ソーダガラス | × | × | 〇 |
強化ガラス | 〇 | × | 〇 |
耐熱ガラス | 〇 | × | 〇 |
クリスタルガラス | × | × | × |
表面の加工やデザインなど、製品によって上記に該当しない製品もあります。
製品ごとの表示を確認するようにし、この表は参考程度にみていただければと思います。
製品表示が無くて分からない場合は、クリスタルガラス以外は食洗器くらいなら大丈夫ですが、高温低温には気を付けましょう。
\知る人ぞ知る輸入雑貨店/
コメント
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