オイルフィニッシュとは?【家具の仕上げ材とその特徴】

家具
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こんにちは。

インテリアコーディネーターのむめすけです。

今日は、家具の仕上げ方法のひとつオイルフィニッフュについてです。

オイルフィニッシュとは?という方も多いと思います。

オイルフィニッシュとは、天然木の家具に施す仕上げ方法のひとつで、木の風合いを残せるのが大きな特徴です。

こちらでは、オイルフィニッシュの家具にするかどうか悩んでいる方に向け、オイルフィニッフュの特徴・メリットやデメリットについて詳しく解説していきます。

最後にはオイルフィニッシュのメンテナンス方法も紹介しますので、最後までご覧ください。

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オイルフィニッシュとは?



オイルフィニッシュとは、天然木の家具にオイル(油脂)を塗りこんだ仕上げ方法となります。

ウレタン塗装とは異なり、塗膜が形成されないので、木質感を残すことができます。

また、オイルを擦り込むので本来の木がやや濡れたような色合いとなります。

木の呼吸を塞ぐことがないので、木の香りを楽しむこともできます。

とてもナチュラルな仕上げ方法となりますので、無垢材との相性が良いです

また、定期的に自身でメンテナンスをする必要があります。

オイルフィニッシュの家具のメリット



オイルフィニッシュの家具のメリットは、

  • 天然木の温かみやマット感を残すことができる
  • 自分でメンテナンスができる
  • 木の経年変化を楽しめる

というところだと思います。

特に近年はシンプルでナチュラルなインテリアテイストが流行しているので、天然木の質感がある家具は人気があります。

ウレタン塗装では、どうしても不自然な光沢がでてしまうので懸念される方も多いですね。

また、自身でメンテナンスができることで、その家具に対して愛着を持って接することができます。

感覚としては、本革の靴を自分でメンテナンスしながら大切に長く履くイメージですね。

オイルフィニッシュのデメリット



オイルフィニッシュの家具のデメリットは、

  • ウレタンと比較すると、傷や汚れ、水に弱い
  • メンテナンス直後はオイルのべたつきなどが気になることがある
  • 定期的なメンテナンスが必要

などが挙げられます。

オイルフィニッシュは、塗膜が形成されないので傷のつきやすさはノーフィニッシュ(仕上げ材無し)のときとほぼ変わりません。

水や汚れについては、油分で多少はじくことができますが、基本的にはコースターやランチョンマットは必須です。

また、水には強くないので、水拭きは一般的にはNGと言われています。

あとは、メンテナンスを定期的に行わなければ、ノーフィニッシュ状態となるのでシミができやすくなったり、木の傷みの原因なります。

オイルフィニッシュと無垢材の相性が良いと言われる理由



オイルフィニッシュと無垢材の相性が良いというのを耳にしたことがありませんか?

その理由は、無垢材のオイルフィニッシュ家具は、ヤスリで削るというメンテナンスができるからです。

オイルフィニッシュは傷や汚れに弱いという欠点がありますが、無垢材は表面が汚れても一枚の板でできているので削っても問題がありません。

オイルフィニッシュという仕上げ方法も、塗膜を形成しないので削るのが容易です。

削ることで、表面がキレイになり長年良い状態で使い続けることができます。

個人的には、テーブル系の無垢材なら、オイルフィニッシュが長く使えて天然木の風合いを残せるのでおすすめです。

オイルフィニッシュの家具のメンテナンス



オイルフィニッシュの家具のメンテナンスってどうやるの?

難しそう・・面倒くさそう・・。

という印象の方が多いと思いますが、けっこう簡単ですよ。

オイルフィニッシュ用のオイルがホームセンターやネットなどで売っているので用意します。

メンテナンスキットなどセットになっているものだと、フロスやクリーナーもついているので楽ですね。



無垢でできている家具の場合は、気になる傷や汚れがある場所はヤスリをかけます。

テーブルなどの広い面では、紙やすりを積み木などに巻き付けてこするときれいにできます。

ヤスリをかけると、木粉がでるので、掃除機などで吸います。

ここからの工程は、突板家具も無垢家具も一緒です。

オイルを不要なタオルや付属のフロスに取り、家具に塗り伸ばします。

ビショビショに塗るというよりは、少量取って塗り擦る感じですね。

塗り終えたら5~6時間触らずに乾かします。

これで、おしまいです。

ヤスリ作業を入れて、1時間~2時間、ヤスリ無しなら15分~30分くらいでできると思います。

このオイルを塗りこむメンテナンスを、4か月~6か月に1回行えば結構きれいに保てます。

推奨では3か月に1回くらいとうたっているところも多いですが、最悪半年に1回でも大丈夫です。


最後に


オイルフィニッシュの家具とは?というところから、メリットデメリット・メンテナンスなどについて解説しました。

私の感覚では、一人暮らしであったり、子供が育って落ち着いた世帯の方には、オイルフィニッシュの家具をぜひ取り入れてもらいたいと思っています。

特にテーブル系は、無垢材×オイルフィニッシュの天然ならではの心地よさを最大に感じることができます。

天然木を味わえる家具を一つ取り入れることで、暮らしが華やかになり心が豊かになりますよ。

家具を選ぶときは、デザインやサイズだけではなく、ぜひ仕上げ方法や材質にも注目してみてくださいね。

以上、インテリアコーディネーターのむめすけでした。


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