こんにちは。
インテリアコーディネーターのむめすけです。
今日は、大人気植物のガジュマルのについてです。
ガジュマルは、人気がかなり高く初めてグリーンを迎える方がよく選ばれる植物のひとつです。
初めての植物だと「まず水やりはどうするの?」
「すぐ枯れてしまわないか心配!」と思いますよね。
ご安心ください!
季節に合わせた水やり方法をお教えします。
こちらではガジュマルの水やりをはじめ、
- 日当たり
- 肥料
- 病気・害虫
について、解説していきます!
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ガジュマルの育て方(水やりから病気について)

ガジュマルは、イチジク属(フィカス属)クワ科の植物です。
ガジュマルは、ぽってりした木部が大きな特徴で、個体によってさまざまなシルエットがとってもかわいいインテリアグリーンです。
亜熱帯や熱帯地方の植物で、精霊が宿るという言い伝えから、”多幸の木”などと呼ばれ、大切にされてきました。
屋外でも室内でも育てることが可能ではありますが、耐寒性が無い植物なので庭などで育てる場合は、少し管理にコツが入ります。
20℃~30℃の程よく温かい気温を好み、それくらいの気温を保つとよく成長します。
16℃以下の環境では、葉っぱの部分にダメージを受けやすいです。
ガジュマルの水やり

ガジュマルは、湿度が高く程よく湿っている土の状態を好みます。
観葉植物の水やりの多くに共通しますが、水はあげすぎも足りなすぎても枯れます。
とくに観葉植物初心者で多いのが、与えすぎによる根腐れで枯れてしまう現象です。
水やりのコツは、土の水分(内部まで)が乾いたらたっぷり水を与えるです。
土の内部まで乾いてるなんてどうやったら分かるの?
と思うかもしれませんが、長らくお世話していると土の様子を見るとなんとなくわかってきます。
ただ最初は分からないと思うので、慣れるまで土の乾き具合を分かりやすく示してくれるサスティーなどを使うのもおすすめです。
あとは割りばしなんかを刺しておいても、どれくらい土が湿っているか分かりますね。
ガジュマルは夏場によく成長する植物のため、夏はものすごいスピードで水を吸います。
逆に気温が下がる冬場になるにつれ、必要な水量がガクッと減ります。
3日に1回!2週間に1回!などと決めつけることができません。
その時期ごとに土の乾いたタイミングでたっぷりを与えるようにしましょう。
あとお水をあげたあとは、鉢皿に残った水は必ず捨てるようにしてくださいね。
あとは、葉水(霧吹きで葉っぱにお水をかけて水分を付着させる)のも元気に育てる秘訣のひとつです。
葉水は冷暖房下であれば朝晩与えるのが理想ですが、無理すると続かないので思い出したらやってあげてくださいね。
霧吹きは化粧水などで使う、粒子タイプの霧吹きのほうが葉に満遍なく付着します。
ガジュマルの日当たり
ガジュマルは明るめの日陰を好みます。
日中明るくなる部屋であれば、窓際に置かなくても十分成長できます。
ただ、比較的日陰に耐えられる植物ではありますが、長い期間日光が不足すると葉落ちの原因となります。
また、夏場の強い日差しのレースカーテン越しに長時間置くと、葉焼けするので適宜日陰に移動してあげてください。
また、レースカーテン越しに置いた場合、換気が全くないと葉焼けすることがあるので気を付けましょう。
ガジュマルの肥料
ガジュマルを元気に育てるには、土のベースとなる肥料と合わせて、複合肥料を与えると良いです。
頻度としては2週間に1回ほどで、水を与える際に低濃度で与えると、根っこが焼けるのを防ぎます。
複合肥料は、窒素とカリウムがバランスよく配合されているものがおすすめです。
また、与えるタイミングとしては晴れた日の夕方がよく吸うのでベストと言えます。
ガジュマルに多い病気・害虫

ガジュマルを育てる上で、気を付けた方が良い病気が3つがあります。
日ごろから状態をよく見るようにして、早めに対処することが大切です。
- 炭疽病(たんそびょう)
炭疽病は、梅雨入りくらいの高温多雨の時期から発生しやすいです。
炭疽病にかかると、葉っぱが茶色や黄色っぽくなりだし、進行すると葉先が黒っぽく、中心部分が灰色になります。
感染した葉っぱはすぐに取り除き、他の葉に移らないようにしないといけません。
また、殺菌剤を3週間ほど散布すると良くなっていきます。 - 灰斑病(はいはんびょう)
灰斑病は主に枝部分にダメージを与え、枝部分が黒くなります。
傷口から入り込む菌なので、剪定をした後は切り口を保護するようにしましょう。
灰斑病も高温多雨な時期に広がりやすいので、この時期は風通しをよくしておくと良いです。 - ネコブセンチュウ
ネコブセンチュウは、根っこに寄生する虫で、目視では見えない寄生虫です。
植え替えのときに、クリーム色っぽい虫が根にいたら注意が必要です。
また、ネコブセンチュウに感染すると葉先から黄色く枯れて、成長が止まります。
感染が確認されたら、感染した根は切り落とし、残った根を農薬に付け、新しい土と鉢に交換してください。
対処が遅れると、全枯れしてしまいますので気を付けましょう。
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最後に

ガジュマルの育て方について、解説しました。
ガジュマルの鉢はぽってりしたものと合わせると愛らしさが増しますね。
一方、シャープな鉢と合わせるとキレイ系のインテリアにも合わせられます。
かなりオールマイティに合わせがきくので、好みのテイストを楽しめますね。
見かけたらぜひ、育ててみてくださいね!
以上、インテリアコーディネーターのむめすけでした。
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