リフォーム業者の選び方

インテリア
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こんにちは。インテリアコーディネーターのむめすけです。

今回はリフォーム業者の選び方です。

私自身、リフォーム業者に勤めていた経験があります。

では、リフォーム業者ってどこがいい会社なんだろう?

高額な出費なだけに、リフォーム業者選びに失敗したくない!

でもリフォーム業者の良し悪しって何で判断したらいいんだろう・・・。


と感じている方にも参考になるリフォーム業者の選び方について解説していきます。

これを確認しておけば、”この業者に依頼してよかった!”と思える業者選びができるようになります!

良い業者に出会えると、良いお家づくりになるので、ぜひ最後までご覧ください。

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どの業者に見積もり依頼を出すか


リフォームをしよう!と思った時にまずどんな業者があるのか調べる必要があります。

住んでいるマンションで提携している業者や、ポスティング宣伝、近所で見かけた工務店などがありますが、個人的にはネットで調べるのが一番良いと思います。

例えば、「杉並区 リフォーム会社」などと地名で検索して、いろいろな業者のホームページや施工事例を見てみてください。

ホームページの施工事例を見ると、そのリフォーム業者がどんなリフォームに強いのかがよくわかると思います。

例えば、トイレや洗面台などの単体交換の事例が多数ある場合は、設備の単体交換に強い業者です。

対して、全面リノベーションの事例が多くある場合は、設備単体だと変に高くついたり、あまり乗り気で受けてくれなかったりします。

無垢フローリングにしたいなら自然素材を売りにした業者など、りたいリフォームに特化した業者に見積もり依頼をすると良いでしょう。

リフォームのマッチングサイトってどうなの?仲介手数料は?


リフォーム業者と顧客を繋げてくれるマッチングサイトがあります。

有名どころだと、ホームプロやSUVACOですね。

上記はどちらもマッチングサイトを活用したからといって、顧客側にお金がかかることはありません。

顧客側にお金がかからないといっても、そのぶんリフォームの見積もり金額を盛られるのでは?と思いますよね。

基本的にマッチング費というのは、リフォーム会社が持ち、マッチングサイト側に支払います。

マッチングサイトから来た顧客も、直接問い合わせがあった顧客も見積金額は一緒です。

単純にリフォーム会社側の純利益率が減るだけです。

純利益が減ったとしても、顧客と契約につながるほうが結果的に儲かるので、winwinなのです。

それくらいマッチングサイトから、契約につながることが多い業界です。

個人的には、トイレ交換だけなどの小さいリフォームならホームプロが良いと思います。

全面リノベーションなど、400万以上かけてリフォームを考えている場合はSUVACOのほうが合っている気がします。

理由を説明すると長くなるので割愛しますが、それぞれのマッチングサイトのしくみから、そう思います。

相見積もりは3~4社で比較


リフォームに限ることではないですが、何か業者選定をする際は相見積もりが基本中の基本です。

相見積もりの理想は3~4社です。

たまに5社以上取ってるという人もいましたが、正直時間がもったいない気がしてしまいます。

ネットで調べてるときに施工事例が良い業者が5社以上あって、どうしても選べない!というなら別ですが、3~4社とれば比較するには十分です。

大型リノベーションの場合は、ハウスメーカーなどの大手と中小企業を交えて見積もりするといいと思います。

大手と中小企業では、金額も考え方もかなり違うことが多いです。

それぞれの話を聞いてみて、自分にとって合っていると思うほうがあるはずです。

出てきた見積もりで最終決定


リフォームの規模により異なりますが、大体1~4週間で見積もりが出てきます。

ここで!良い業者と適当な業者のちょっとした見極めポイントがあります。

見積もりの提出時期を明確にしてくれる業者であるかどうかです。

え?そんなこと?と思うかもしれません。

でも実際に私が営業をしていたときに、「他の業者はいつごろまでに見積もりがでてきますか?」と顧客に聞くと「いつかは言われていないので、分からない」という答えがよく返ってきます。

私は、見積もりの提出時期を顧客に伝えるのはもはやマナーだと思っていたので、最初は驚きました。

見積もりの提出時期を伝えないということは、顧客にとって「いつまで見積もりを待てばいいのか?」という不安材料になりかねません。

契約前からそんな不安材料を残すなんて、契約してからも不安材料が出てくる可能性が大いにあると思ってます。

リフォームは車や家具などのような、”目に見えてるものにお金を出す”ものとは違い、”目に見えないものにお金を出す”という買い物です。

目に見えないものに大きなお金を出すのって、すごく不安じゃないですか?

ましてはリフォームなんて人生に何十回もすることじゃないし、専門家じゃないと分からないことも多い分、仕上がりが想像しにくいものです。

つまり良い業者とは、いかに顧客の不安を解消しながら期待以上の仕事をこなせる業者なのです。

見積もりの提出期限を明言されることをはじめ、

  • 見積もりに明記されている項目が分かりやすいか?
  • 見積もりの内容をしっかり説明してくれるか?
  • 依頼内容に対して、的を得た見積もりになっているか?
  • 質問に真摯に対応してくれるか?


という不安解消に努めてくれる業者であるかを見極めましょう。

格安業者は落とし穴があるかもしれないので注意


3~4社の相見積もりを取ることで、検討しているリフォーム金額の相場が分かってきます。

ざっくりな見解ですが、大手のハウスメーカーは下請け業者を仲介する分、同じ工事内容でも高くなります。

対して中小企業は、リフォーム業者が直接職人を手配しているぶん、金額が安い傾向です。

しかしその中で、中小企業の平均価格よりもさらに安い業者がたまにいます。

そんな業者には気を付けた方が良いです。

安く施工できるパターンとしては、

  1. 設備や材木などを安く仕入れる
  2. 自社の利益を下げる
  3. 職人(大工や設備屋、内装屋など)の人工を下げている

の3つです。

1は、デペロッパーなどで大量仕入れをしていて安く仕入れる手段がある場合です。

この場合は、商品を在庫で抱えていたりするので設備などの選択肢がなくなる場合がありますが、こだわりがければ特に問題ありません。

2は、安くしても相場から~5%引きくらいです。

リフォームの純利益は意外と低く、20~30%程度なので、金額が大きくてもあまり値引きはしたくないのが実情です。

(見積もり金額を最初に多く乗せて、あとで値引きするアピール商法もあるみたいですが・・。)

そして一番気を付けたいのが、3の”職人の人工を抑える”です。

職人の人工はだいだい1日につき、2.5万円前後です。

それを顧客を獲得するべく、職人に半額の1.3万でやってもらうようにお願いすると、職人はどうするでしょうか。

2.5万円稼がなくてはやってられないので、1日に2件現場を回ろうとします。

そうすると急いで施工を進めるため、仕上がりが雑になったりと施工不良の原因になりうるのです。

職人はリフォーム業者にとって、なくてはならない存在です。

そんな職人を大切にするリフォーム業者のほうが、絶対良いです。

そして格安業者には圧倒的に、職人の人工を抑えている可能性が高いです。

もし、格安の見積もりがでてきたら「どうしてそんなに安いのか?」というところを、徹底的に聞きましょう。

納得のいく回答だったら、本当にお得な業者だと思います。

良い業者か見極めるための見積もり依頼のやりかた


見積もり依頼の際のポイントを2つお話します。

現地調査に来てもらうこと


「図面だけで見積もりをください!それを見てから現地調査を依頼するか判断します!」

というパターンがよくあります。

現地調査に来られると、契約しなければいけないのでは?という不安な気持ちはわかります。

ただ、図面だけでの見積もでは、業者の能力はかなり判断しづらいです

そして能力が低い業者ほど、図面だけでの見積もりで対応したり、安い金額で見積もりがでたりします。

現場のリスクを想定できていないからです。

現場状況は、図面だけではすべて汲み取れません。

図面だけでの見積もりだと、概算部分が多くなるので現地調査後に金額が百万単位で跳ね上がることもあります。

また、営業と直接話すことで、人としてのフィーリングを確かめることができますね。

リフォームに対してボヤ~っとしていたものを、クリアにしてくれるヒアリング力があることも大切です。

これは工事の規模が大きくなればなるほど、現地調査の重要度が高くなります。

リフォーム業者の多くは、無料で現地調査と見積もり提示をしてくれるので、面倒ですがやった方が近道です。

リフォームのプランニングをお任せする


これは間取り変更などがある大規模リフォームのときは、必ずやってほしいです。

リフォームをするにあたり、自分でイメージしている形があるかもしれませんが、いったんそれは隠しておいて下さい。

なぜなら、リフォーム業者の提案力を見たいからです。

これはいわゆるマナーなどの配慮とは違い、専門家としての実力部分を確認することができます。

業者に伝えるのは、家族構成、必要な収納量、好きなインテリアイメージ、予算、工事範囲などで十分です。

それ以外にプランニングに必要な情報は、リフォーム業者が聞いてきます。

ヒアリングをしている中で、「この人はこの提案が合うな」と実力がある業者は判断します。

その中で、的を得た提案をしてくれた業者に絞って、自分が希望している間取りはどうだろう?と具体的な相談をしていくのがおすすめです。

最後に


リフォーム業者の選び方について解説してきました。

リフォームには本当に不安がつきものです。

そして不安があるまま中途半端に大きな金額を出すなら、しっかり納得できる業者にしっかりと金額を出す方が真っ当です。

そして契約後も、ちょこちょこ不安になるところが出てくるものです。

その不安を事あるごとに、払拭してくれるリフォーム業者を選ぶことが大切です。

良い業者選びができた暁には、最後の引き渡し時にここに頼んでよかったなぁと感動しますよ。

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