ソファを真剣に選ぶための記事

家具
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インテリアコーディネーターのむめすけです。

この記事を見ているあなたは、ソファをどうしようか悩んでいますね。

ソファは買い替えをそう頻繁にするものではなく、多くの人が同じものを10年以上使用しています。

長く付き合うものなので、失敗しないソファ選びをしたいですよね!

こちらの記事ではソファのサイズや形、布やレザーなどの張地など、失敗しないソファ選びの手順について解説します。

ソファ選びの参考にしてみてください。

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ソファのサイズを決める


家具選びの基本中の基本です。

置きたい場所に置くには、最大でどのくらいのサイズが置けるのか、把握します。

よく”大体200㎝くらいです!”と、どんぶり勘定される方がいらっしゃいます。

ですが誤差があると、結構大変なので実際にメジャーで採寸するほうがおすすめです。

最大のサイズを考えるときは、必ず周辺の導線が確保できているかの確認も合わせてください。

最大サイズが分かったところで、何人で座りたいのか考えます。

”家族みんなで座りたいから5人かなぁ”

”帰宅時間がバラバラだから、みんなで座ることは無いから3人かなぁ”

などなど、来客頻度や使用用途も加味してしっかりイメージするといいです。

ちなみにソファのサイズは、

2人掛けで幅160㎝×奥行き85㎝

3人掛けで幅200㎝×奥行き85㎝

くらいが目安となります。

あとは、アーム(ひじ掛け)の有無や幅などでサイズ感は変わってきます。

ソファの形を決める


ソファには様々な形が存在します。

日本では、住宅のサイズ感からストレートタイプが主流ですね。

でもカウチタイプやL字タイプなどを実際に使ってみたら、とても良かった!という声を多く聞きました。

サイズ感が問題なければ、特色を知った上で選ぶと生活の質が上がると思います。

それでは形別に解説していきます。

ストレートタイプ




ストレートタイプは省スペースで済むというのが最大のメリットになります。

一人暮らしや、老後の二人暮らしなど少人数での生活に合った形です。

同じシリーズであれば金額はストレートのほうが安いので、コストパフォーマンスにも優れています。

また家族が多い場合でも、ストレートタイプを2台配置することで対面形式にできます。

家族との団らんを楽しみたいときにぴったりな配置です。

カウチタイプ


カウチタイプは一見L型に見えますが、考え方としてはストレートタイプの足を伸ばせる版です。

近年じわじわと人気が出つつある形です。

足を延ばしてゆったりと座れるので、リラックス効果が高く、おうち時間が増えた昨今人気が出ています。

オットマンに足を置くよりも安定感があるので、一度カウチタイプを使った人は次のソファもカウチにすることが多いです。

まさにカウチタイプの心地よさを知ってしまったら、戻れなくなってしまう魅力があります。

ただ、カウチタイプは左右の変更が後々できません。

右側に足が延ばせるようにしてたけど、模様替えしたからやっぱり左側に延ばせるよう!

というふうに形の融通が利かないので、左右を選ぶ際は今後引っ越しの予定など気を付けましょう。

L字型



L型ソファは、家族が多い家庭に向いています。

人数多く座れる割に、サイズがコンパクトで済むというのがメリットです。

今は核家族化が進んでいるので、L字型のソファの需要は減ってきました。

4人以上一緒に座る機会が多い場合は、選択肢に入れて考えていいと思います。

5人以上であれば、おすすめしたい形です。

一人掛け


一人暮らしや二人暮らしなどの少人数であれば、一人掛けソファという手もあります。

一人掛けソファは左右のアームが自由に使え、のびのびとできるのがメリットです。

一人掛けのカウチタイプなんて使いだしたら、大半はそこで生活してしまうくらい居心地がいいです。

また、3人や4人暮らしでもリビングスペースに余裕があるなら一人掛けソファを4つ置くという方法もあります。

丸いリビングテーブルを使いたい場合や、斜めの配置のインテリアを楽しみたい場合にも一人掛けソファはぴったりです。

オットマン


オットマンは脚を置くための背もたれの無いソファです。

スツールとも言いますね。

ちょっとした一人分のソファにもなります。

オットマンは背もたれが無い分、奥行き方向の寸法が節約されます。

なのでスペースがぎりぎりの場合に、ほかの形状のソファと合わせて使うことができます。

足置きの役目としてカウチソファと比較すると、左右どちらでも使えるので模様替えにも対応しやすいメリットがあります。

ただ、カウチソファよりも安定感が無いため、カウチソファの良さを知っている人には煩わしさを感じることがあるようです。

好みの座り心地を体感する


ソファはぜひとも実物で座り心地を体感すべき家具だと思います。

人によって好みの座り心地はかなり異なります。

柔らかさ、座面の傾斜具合、奥行き感、フィット感など座ってみて初めて分かります。

ソファは長時間座ってることが多いなら、沈みが深くない固いもののほうがが体の負担は少ないです。

ただ細身な人は固いソファに長時間座っていると、お尻が痛くなったりします。

あと、ソファを試しに座る人の多くが背筋を伸ばしてキッチリ座りますね。

家でくつろぐとき、そんなにキッチリ座ってますか?

それでソファの座り心地分かりますか?

深く座ったり、体を斜めに傾けたり、背もたれに首を預けたり・・・。

もっとだらしなく座ってるのではないでしょうか?

ソファ選ぶときも、お家顔負けだらしなく座りましょう!

人目が気になるので仕方のないことではありますが・・(笑)

レザーとファブリックはどっちがいいの?


ソファの印象を大きく左右する張地。

代表的なものとして、レザー生地とファブリック生地がありますね。

選び方としては、以下の2点を比べて優先度が高いものがいいと思います。

①見た目

②特徴の違い

それぞれ見ていきましょう。

①見た目


レザーもファブリックも、選ぶ色味によってどんなテイストのインテリアになれます。

なので、

ヨーロピアンインテリアにしたいからレザー?

北欧インテリアにしたいからファブリック?

というふうに固執しなくても大丈夫です。

単純に重厚感かライトテイストで、どちらの見た目を好むかでいいと思います。

レザーのほうが基本的に金額が高いのもあり、やはり高級感がでます。

(合成レザーは安いですが)

ファブリックはもう少しライトな印象で、抜け感が出たりベーシック感が強くなります。

あとは色味が豊富で、モノによっては柄物もチョイスできますね。

靴でいうと、ローファーかスニーカーか?というところでしょうか。

②特徴の違い


レザーは、お手入れをしっかり行うとかなり物持ちが良くなります。

(15年、20年と全然使えます。)

そして使い込むごとに刻まれる傷やしわは、レザーの味わいです。

レザーは基本的に洗濯などができないので、張ったら張りっぱなしとなります。

対してファブリックは、カバーリングタイプのものが多く、そのタイプは洗濯が可能です。

通気性もあるので、季節問わず肌触りがいいです。

しかしファブリックはレザーと違い、傷や汚れは味わいとならず、経年劣化と捉えられます。

レザーより費用は安いですが、その分物持ちに劣るということです。

購入前に気を付けたい、見落としがちな注意点!


これはちょっとした補足ですが、地味に結構大切なことです。

購入希望のソファが、置きたい場所に搬入できるか事前にチェックしましょう。

特にストレートタイプで2mを超える場合、戸建ての2階や、室内階段のマンションだと搬入ができないことが割とあります。

つり上げ搬入になるとしても、つり上げができる環境なのかは販売店が連携する配送業者に確認してもらうのが確実です。

最後に


ソファの選び方について紹介しました。

北欧家具を代表するデンマークでは、ソファは一番初めに購入する家具といわれています。

それくらいソファを大切な家具だと思っているのです。

安い買い物ではないうえ、長く使うものなので真剣に選んでみてくださいね。

以上、インテリアコーディネーターのむめすけでした。

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